お孫さんの運動会に参加するおじいちゃんおばあちゃんは少なくありません。
でも、パパママとの関係を良好に保ちたいと思っているおじいちゃんおばあちゃんには、気を遣わずにはいられない一大行事でもありますよね。
そんな方々に、祖父母として気を付けておいてほしい運動会参加のポイントをご紹介したいと思います。
場所取りなど、パパママに負担がかかっていることをお忘れなく
負担だなんて言い方は、ちょっと恩着せがましい感じもしてしまいますが、事実、祖父母の運動会参加によってパパママに負担が増えることは間違いありません。
運動会ではし烈な場所取り争いが定番です。
その場所取りも、パパママだけの場所の確保に比べ、
祖父母の分の場所の確保もということになると2倍
さらに両家の祖父母の分もということになれば3倍
の場所の確保が必要になります。
かなりの違いですよね。
くじ引きなどで場所が撮れる園などであれば問題ないのですが、並んで取るタイプの園、学校もあります。
それから、祖父母のための観戦グッズや暑さ対策品の準備にも時間やお金を使っていることもあります。
近所に住む祖父母であれば、自宅から色々と持ってきてもらうこともあるだろうとは思いますが、遠方から来てくれている場合、あまり多くのものを祖父母自身では準備できないのが普通ではないでしょうか。
その場合、パパやママが準備をしてくれている場合がありますよ。
運動会がはじまるまでのパパやママの頑張りも褒めてあげてくださいね。
お弁当に頭を悩ませているママもいる
運動会の『お弁当問題』としてクローズアップして語られることまであるほど、当日のお弁当に関することで頭を悩ませているママもいます。
お弁当をどうすればいいのかがわからないがために、あれこれと理由をつけて、祖父母に運動会に参加しないようにしてしまう人もいるようです。
▼お弁当問題が運動会に呼ばれない理由の一つかも!?
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同居や近居の関係で、普段からママが作った食事を、祖父母も食べているといったご家庭なら、あまり問題にはならないのかもしれませんが、そうではない場合、祖父母が食べることになるであろうお弁当のメニューなどについて悩んでしまうママもいるのです。
- 味付けはどうしたらいいのか
- 彩りもいつも以上に気をつかう
- 量もたくさん作らないといけない
- 好き嫌いを考慮しないといけない
…といった悩みです。
そういった悩みを解消してあげるために、お弁当のことについて話題にしておくといいかもしれませんね。
例えば、主食のおにぎりやサンドイッチはママにお任せして、
おかずはおばあちゃんが作っていくことにする
お弁当は各自が調達することに決めておく
など配慮があると良いでしょう。
すべてをママが作ってくれるということであれば、
飲み物や果物などは祖父母が準備して持っていく
などの工夫をしてみるといいかもしれませんね。
当日の行動は事前に伝えておきましょう
同居や近居の関係であるならば、当日の移動手段や、待ち合わせの時間について、それほど心配はいらないかもしれません。
ですが、遠方からくる祖父母を受け入れる側のパパママは、当日、場所取りだとかお弁当の準備だとかで早朝から大忙しなのに、祖父母がどうするのかが事前にわからないと、余計な心配事が増えてしまいます。
大変なパパママのことを考慮して、できる限り自分たちのことは自分たちで手配したいですよね。
普段は駅からの移動はパパママのお迎えを頼りにしているおじいちゃんおばあちゃんも、当日はタクシーやバスなどを利用すると、パパママに負担をかけなくてすむでしょう。
いずれにしろ、当日は何時ごろにどこにどうやって向かうのかを、確実に伝えておけるといいですよね。
持って行くものも事前に確認しましょう
持ち物についても事前確認が必要です。
当日、どのようなものが必要なのか、その中で自宅にすでにあるもの、買って用意しなければならないもの、いろいろあると思います。
同居や近居の場合は、荷物もある程度持っていけると思うので、自分たちのために必要なものや、自宅にあるものは、パパママに確認したうえで持っていくようにしましょう。
また、遠方に住むおじいちゃんおばあちゃんの場合も、現地調達ができるようなものに関しては、なるべく自分たちが用意するといった姿勢だけでもみせられるといいですね。
飲み物や食べ物をコンビニエンスストアで用意するのであれば、紙コップや紙皿もついでに購入することも可能です。
また、ウエットティッシュも色々と使えて便利なものです。
携帯タイプの少量が入っているものもありますので、チェックしてみてくださいね。
運動会では自分のことは極力自分で!
運動会への参加はおじいちゃんおばあちゃんにとって招待された側であることは間違いないでしょう。
しかし、招待されたからといって、「お客様気分」でいてはいけません。
ちょっとした気配りを忘れることによって、パパママが大変な思いをし、次年度からパパママがおじいちゃんおばあちゃんを招待するのをためらってしまうことになってしまう恐れもあります。
お互いの家族が楽しく当日を過ごせるように、万全の態勢で臨みたいところですね。
▼忙しいパパママにかわってカメラでの撮影もお忘れなく!
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