おじいちゃん・おばあちゃんはお孫さんが生まれたらどのぐらいの頻度で会いたいと思っていますか?
毎日会いたいと思っていたり、最低でも週に一回、距離があるから月に一回…いろいろな意見があるかと思います。
今回は一般的にパパママ世代はどれくらいの頻度で行く人が多く、ちょうどよいと思っているのか、ご紹介していきたいと思います。
パパママとの関係は良好?
お孫さんのご両親との関係は良好ですか?
きっとおじいちゃん・おばあちゃんからしたら「何も問題なんてない」と思う方が多いと思います。
しかし、お孫さんが生まれると会いたくて会いたくて、しつこく連絡したり、催促したりしていませんか?
おじいちゃん・おばあちゃんがお孫さんに会いたいからといって連絡や会う頻度を増やし、お宮参りや初節句、お誕生日など孫の行事には必ず参加したいと言って毎回顔を出していれば、産後はお孫さんの両親と距離が必然的にと近くなります。
お嫁さんの場合は、義両親の血の繋がった孫が生まれて嬉しい反面、突然縮まった関係性を重く感じてしまい、適度な距離を保ちたいと思ってしまっているかもしれません。
ちょうどいいと思っている孫と祖父母の会う頻度
1. みんなでご飯を月一で食べる (月に1~2回程度)
実家・義実家の距離によって会える頻度も変わってくることが前提ですが、比較的に近い距離であれば月に何度か家を訪問し合ったり、どちらかに集まって食事をすることも可能ですよね。
あまりに頻繁だととくにお嫁さんの場合は、疲れてしまうかもしれませんが、月に1、2回程度ならちょうどよい距離感を保ってお付き合いしていけそうですね。
また、おじいちゃん・おばあちゃんが何かおすそ分けや用事のついでに寄ったりすることもあると思いますが、その際はもちろんきちんとアポイントを取ってから、訪問することを忘れないようにしましょう。
2. 離れているからこそ(年に1~2回程度)
実家・義実家への距離が遠くて簡単に行き来が出来ないという方の場合はこの頻度が良いようです。
遠方の場合はお盆やお正月などの、長期休暇がとれるタイミングで顔を見せることでいいと思っています。
なかなか会えない時でも、母の日や父の日、誕生日などの行事に贈り物をしたり、電話で近況報告をするよう心掛けているパパママが多いようなので、理解してあげてください。
3. おじいちゃん・おばあちゃんでも来られるように(2,3か月に1~2回)
2,3ヶ月に1~2回会うという方は、程よく距離があるがお互いに行き来できたり、共働きで忙しい場合はこれくらいが良いようです。
両親とお孫さんから行くだけではなく、おじいちゃん・おばあちゃんからも来てもらうようにすると助かるという意見もあるようです。
しょっちゅう行くのではなく、きちんと連絡をして約束をしてから伺いましょうね。
一般的にお嫁さんの場合は実家に行くことが多くなる
当たり前のことですが、自分の実家に何の問題もなく良好な関係ができているなら、お嫁さんは義実家に行くより、実家に行くことの方が多くなります。
どんなに義両親との関係が良くても、自分の両親には勝てないものです。
それは仕方のないことですから、諦めて気にしないようにすることが大切です。
ですから、逆に娘さんがいる場合は、帰ってくる頻度が多いのではないでしょうか?
どちらにせよ、本音は平等にお互いのおじいちゃん・おばあちゃんに見せたいと思っていますから、うまく行動に移せていなくても、理解してあげてください。
孫に会う機会を作ってもらえたら…
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉、何度も聞いたことがありますよね。
これはお孫さんのご両親とも付き合っていくうえでも大事なポイントになるのです。
礼儀やマナーを守ることで、お孫さんに会わせてよかった、また会わせたいなと思ってもらえます。
わざわざ、食事に誘ってくれた、会いに来てくれた、孫と遊ぶ機会を作ってくれた…そんなことも当たり前と思わずに、「ありがとう。とっても楽しかった。」などと感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
お子さんはもう家庭を持っているのです
結婚をしたのですから、お孫さんの家族は独立した家庭なのです。
育児や家事と同じように、各家庭それぞれの考えや思いがあります。
おじいちゃん・おばあちゃんたちの
「昔はこうだった」
「私たちはもっと孫を見せに行っていた」
といった考え方やルールを押し付けようとすると、せっかく良好な関係が築けていたとしてもマイナスになってしまいます。
もっと孫に会いたい!とおもっているなら、孫に会わせてもらえるようなおじいちゃん・おばあちゃんになればよいのです。
「もっとおじいちゃん・おばあちゃんに孫を見せてあげたいな…」と思ってもらえるほど幸せなことはありませんよね。
孫からも、そしてパパママからも慕われる祖父母でいられるよう、会ったときには優しい気持ちで接してあげるようにしてくださいね。