お孫さんが遊びに来てくれるのが待ちどおしいけれども、
- どのように相手をしてよいかわからない
- 流行りの遊びはわからない
- 無理な運動はできない
など、悩みもつきものです。
やんちゃな年齢のお孫さんだと、どうしても体を使った遊びを好むけれども、おじいちゃんにとっては体力に自信がないことも。
今回は、お孫さんとの時間をより一層楽しく過ごせる、
- 体を使った遊び
- でも無理しない範囲の遊び
についてご紹介します。
けん玉
昔遊びの代表格であるけん玉が少年時代の得意にしていたものの一つだというおじいちゃんもいらっしゃると思います。
実はこのけん玉、世界的に流行の兆しがあり、なんとワールドカップまで開催されているほどなんです。
また、地域の児童館などでも、けん玉検定がおこなわれているところもあり、子どもたちの間で人気を集めている遊びです。
昔取った杵柄で、色々な技を教えてあげるのもよし、お孫さんと一緒に技を練習するのもよしです。
けん玉の年齢別選手権が開催されたらお孫さんと一緒に出場できるかもしれませんね。
シャボン玉
お孫さんは体を動かすけれども、おじいちゃんはあまり動かなくてもいいのがシャボン玉です。
お孫さんが小さいころからでも興味を持って遊んでもらえるものでもあります。
まだシャボン玉をうまく飛ばせないお孫さんだったら、おじいちゃんが飛ばしてあげて追いかけて遊べます。
おじいちゃんと一緒にシャボン玉を飛ばせるくらいのお孫さんは、シャボン玉を飛ばす為のアイテム作りからはじめるといいかもしれませんね。
自宅にある針金ハンガーや定番のストローで自分だけの道具を工作してみましょう。
また、シャボン玉液も手作りするといいですよね。
どちらがより大きなシャボン玉を作れるか、より割れないシャボン玉を作れるかを研究してみてください。
一つ注意をしていただきたいのが、シャボン玉をする場所です。
公園などの遊具がある場所の場合、遊具にシャボン玉液がついて滑って子どもが危険な目にあう恐れがあります。
そうならないように、シャボン玉は遊具からは離れた場所で楽しんでくださいね。
竹とんぼ
竹とんぼも昔遊びの一つです。
比較的大きくならないとお孫さんが飛ばすということは難しいとは思いますが、羽根一つで飛んでいく不思議さに、小さいお孫さんも魅了されると思います。
そして、竹とんぼも工作ができる遊び道具のうちの一つです。
竹とんぼを作ってその角度を研究してどこまで飛ぶのか実験したり、まだ作るのが難しいお孫さんには、色付けをしてもらったりできます。
市販の竹とんぼを使って、多少加工するくらいであれば負担も少なくて済みますよ。
また、竹とんぼを牛乳パックとストローで作る事もできます。
昔ながらの竹とんぼを作るのとは、また違った作業にはなりますが、おじいちゃんもチャレンジする気持ちで作ってみてはいかがでしょうか?
大工さんごっこ
ママではちょっと危なっかしくて難しく、パパは忙しくて難しい。
そこでおじいちゃんの出番になるのが大工さんごっこです。
今では本格的な大工道具のようなプラスチックのおもちゃも売っていますが、そこはやはり、本物の木で、そのぬくもりを感じながら遊んであげたいところですね。
大工さんごっこをする際には色々な道具を使います。
使い方を間違うと大けがにつながりかねない道具もありますよね。
ママパパには危ないからと反対されるかもしれません。
もちろん、ママパパには、危なくないように使わせるのを前提だと、安心できるように説明してあげてくださいね。
道具を使う前にはお孫さんにその使い方を十分に説明してあげてください。
- けがをしないようにするはどうしたらいいのか
- うまく使うコツ
- 道具を大切に使う気持ち
などを伝えてあげるといいですね。
子どもは危ないものを扱う時、意外にも集中力を発揮してくれます。
その集中が途切れないように、また、けがをしないように見守りや声掛けを忘れないようにしてください。
大工さんごっこの材料になるような木材は100円均一でも手に入ります。
すでに出来上がっているすのこなどと木材を組み合わせて作る棚なども、今はやりのDIYで作られたりしています。
何を作るのかを決めて材料を買いそろえるのもいいですが、適当に材料を買ってきて、お孫さんとおじいちゃんの想像力で素敵な作品を作り上げてみるのもいいですよ。
元気なおじいちゃんが経験に基づいて遊ぶ
以前のような体力がなくなっていると感じているおじいちゃんと、だんだん大きくなって、やんちゃになっていくお孫さんとのギャップは広がるばかりかもしれません。
でもそのギャップはおじいちゃんが生きてきた中で身につけた知恵や知識で埋めることができるでしょう。
お孫さんが成長するとともに、今度は精神的に成長してくれて、気持ちの面でおじいちゃんを思いやり、ギャップを埋めてくれるかもしれませんね。
いつかくるそんな日を心待ちに、無理のない範囲でお孫さんとのひと時を楽しんでくださいね。