お孫さんがお家に遊びに来てくれるのは、おじいちゃん・おばあちゃんにとっては嬉しいことですよね。
でも、ある理由で、お孫さんが自宅にあまり来たがらなくなることがあるようです。
その理由が、おじいちゃん・おばあちゃんの『家』。
どのような『家』だと子どもが嫌がったり、遊びに行く気が進まなくなったりするのでしょうか。
おじいちゃん・おばあちゃんは好きだけれども、お家に行くのはちょっと…とお孫さんに思われない方法をご紹介します。
子どもが嫌がる?怖がる?古いお家のこんなところ
小さな子どもは、大人にとっては何でもないことを怖がってしまうことがあります。
みなさんも子どもの時には、そんな経験ありませんでしたか?
怖い場所1位のトイレ
例えばトイレ。
トイレというだけで無条件に怖がる子どももいます。
トイレは、薄暗く、寒く、静かで、密室で、子どもが怖がる要素がたくさんあるのです。
また、最近は洋式トイレしか使えない子どもも多いです。小学校などでも、子どもに合わせて、和式トイレから洋式トイレへの交換が進んでいるほど。
もし、おじいちゃん・おばあちゃんのお家のトイレが使い慣れていない和式だと、それだけでなんだか怖く感じてしまうものです。
おむつの外れたばかりのお孫さんが、おおじいちゃんおばあちゃんのおうちのトイレに入ることができずに、おもらししてしまうなんてことまであるそうです。
そんな子どもの可哀想な様子を見ていると、パパママも、おじいちゃん・おばあちゃんの家のトイレを良く思えなくなりますよね。
お風呂が寒くて苦手
今どきのお風呂は、寒くならないような工夫がさまざまあります。
床がヒヤっとしないもの、浴室・脱衣所ともに、暖房が完備されているお風呂などです。
子どもは環境の変化に敏感です。
いつも入っているお風呂は寒い思いをすることなんてないのに、おじいちゃん・おばあちゃんのおうちのお風呂ではなんだかヒンヤリする…おじいちゃん・おばあちゃんのお家に泊まるのがなんだか嫌だな…と思ってしまうのです。
トイレやお風呂の改善はみんなにメリット
トイレやお風呂の環境を良くすることは、上で述べたお孫さんが感じる不安を解消することになります。
おじいちゃん・おばあちゃんの家のトイレやお風呂がキレイで、子どもが進んで利用していれば、それを見てパパママも嬉しくなるものです。
そして、このトイレやお風呂のリフォームは、お孫さん家族だけでなく、毎日利用するおじいちゃん・おばあちゃんに何よりメリットがあります。
まずトイレについて。
加齢とともに、和式トイレを使うことがだんだん難しくなっていきます。和式トイレは足や腰に相当な負担がかかりますよね。
そうなれば、洋式トイレにリフォームする必要がでてきます。
すでに洋式トイレだというお宅でも、介護が必要になったら、手すりを付けたり、ドアの変更をしたりするリフォームが必要になります。
いずれ行うことであるならばと考えて、お孫さんがトイレを必要とし始めるタイミングに合わせてリフォームを行ってもいいかもしれません。
次に、お風呂のヒンヤリ問題。
冬場の寒いお風呂は、お部屋との気温差などが原因で、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血などを起こし、突然死してしまう原因にもなります。
こちらも、年齢を重ねるとともに、そのリスクは増していきます。
ご自身たちの健康を手に入れるため
お孫さんがおじいちゃんおばあちゃんのお家のお風呂を楽しむため
に、お風呂のリフォームはおすすめです。
また、寒さ対策以外にも、お風呂をリフォームするメリットはあります。
お風呂は使用年数が長くなればなるほど、カビなどが生えやすくなります。
そして、お風呂は湿気が多く、水が浸入することが原因で土台が腐食することもあるのです。
そうした問題を、リフォームで一挙に解決することができます。
新しいお風呂は、省エネにも優れているため、光熱費にも差がでてきます。
こういった面から考えても、リフォーム場所の候補にお風呂はぜひ加えたいものなのです。
トイレとお風呂のリフォームにかかる日数や費用は?
トイレとお風呂をリフォームするとなると、その間、トイレ・お風呂が使えなくなるということです。
どれぐらいの日数がかかって、どのような作業で進んでいくのかご紹介します。
トイレ:工事にかかる時間 約4時間、水道が使えない時間 約5分間
トイレの工事は、多くの場合1日もかかりません。
工事が約4時間かかるので、その間にどうしてもトイレに行きたくなったら、
- 近所のスーパー・コンビニ
- 近所の家族・知人宅
でトイレを使わせてもらって対応する人が多いようです。
また、工程の一部で、水道を止めなければならない時間があるため、約5分間お家の水が使えない時間が出てきます。
以下が、トイレのリフォームの工程例です。
工程1:既存の便器を撤去
工程2:水道工事
排水口を取り付けて水道工事を行います。
工程3:配管工事・トイレカウンター取り付け
水栓・手洗いボールを取り付けたり、トイレカウンターを取り付けたりします。
工程4:新しいトイレの設置
工程5:試運転
水漏れがないかなどをチェックします。
工程6:養生撤去・取り扱い説明
そして、トイレのリフォーム費用の相場は、20~50万円が多くなっています。
~20万円
便座のみの交換・手すり設置など
20万円~50万円
最も多い便器交換の価格帯。洋式から洋式なら30万円程度
50万円~
和式から洋式の交換、トイレ自体の位置を移動するなど
お風呂:工事日数 約5日間、お風呂が使えない期間 約4日間
お風呂のリフォームには大体5日かかるといわれています。
つまり、お風呂が使えない期間は約4日となります。
お風呂のリフォームの工程は、
1日目:解体工事
古いお風呂を解体していきます。
2日目:基礎工事
浴室の骨組みとなる木工事、配線・配管完了、土間基礎工事を行います。
3日目:商品搬入・配管工事
新しいお風呂がやってきます。配管工事にも取り掛かります。
4日目:組立て据え付け工事
お風呂を組み立て、配管工事を完了させ据え付け工事を行います。
5日目:ドア据え付け・取り扱い説明
浴室のドアを据え付けて、周囲の壁を造作し最終の仕上げをします。
お風呂が使えない間の入浴はどうするか…ですが、
- 銭湯・健康ランド
- 近くの家族に借りる
- 近所の友人に借りる
- 仮設シャワー・仮設浴室を設置する
などという方法で乗り切る方が多いようです。
庭があれば仮設のシャワーや浴室を設置できますが、その分の費用がかさむのがデメリットとなります。
ちなみに、仮設浴室の費用は、リース料・設置料込で大体5万円~10万円となっています。
お風呂・浴室のリフォームの相場は、50~150万円となっています。
~50万円
浴室暖房・浴室乾燥機・エアコンの設置は30万円程度。
バスタブのみの交換は50万円以内で可能。
50万円~100万円
既存のユニットバスから新しいユニットバスへ交換。
高性能な製品なら100万円以上かかることも。
100万円~150万円
昔ながらのお風呂からユニットバスへの交換
余裕があれば、自宅全体の寒さ対策をかねてバリアフリーに
子どもが苦手とする寒さ問題は、トイレやお風呂だけでなく、家全体にまで及びます。
普段、マンションなどの狭い空間で過ごしていると、お部屋が温まりやすく、暖かく過ごすことに慣れています。
また、一軒家でも、最近の家になればなるほど気密性が高く、暖かく過ごせています。
そんな環境に慣れている子どもたちは、おじいちゃんおばあちゃんのおうちの隙間風の冷たさや、床の冷たさが体にこたえるのです。
床の張り替えや隙間風対策は家全体の対策になるため、予算的に難しいこともあるでしょう。
そんな場合は、家族が良く集まる一階部分に限定してリフォームするなど、場所を限定して順番にリフォームしていくといいでしょう。
床の張り替えはバリアフリーにもつながり、結果的には自分たちの暮らしやすさも向上しますよ。
リフォームに興味があるなら一括見積がおすすめ
リフォームやバリアフリーに少し興味があるけれど、どこに相談したら良いかわからないという方もいるでしょう。
リフォーム会社は、
- チラシ
- インターネット
- ショールーム
などから見つけることができます。
リフォーム料金は、
材料費・人件費・諸経費
などの合計で決まるのですが、
- 得意な工事がリフォーム会社によって違う
- 提案してくる材料グレードが違う
ことなどから、同じ工事でもリフォーム会社によって料金に大きな差が出てきます。
それを避けるには、リフォーム業者を複数比較するべきなのです。
複数比較することで、リフォーム費用の相場がわかり、不当に高い工事をすることがなくなります。
リフォーム料金のの一括見積もりは、リショップナビがおすすめです。
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電話やインターネットから申し込みを行うと、リショップナビ運営事務局から連絡がきます。
リフォームの希望場所などの詳細を伝えると、それに合うリフォーム会社を最大5社紹介してくれます。
その後、じっくりと比較・検討することができるのです。
もちろん、すべてを断ることもできますので、安心して見積もりをお願いすることができます。
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リフォームで孫家族が集まる家に
リフォームとなると金銭的な負担も含めて、大掛かりなことです。
でも、かわいいお孫さんのためのみならず、自分たちのためにもリフォームは多くのメリットがあります。
予算の許す範囲から、少しずつでもリフォームを進めていけるといいですね。