「おじいちゃんお口くさ~い」と小さな子どもがいうCMを見たことはありませんか?
小さい子どもって何も気にせず、素直に自分の気持ちを言ってしまうものですよね。
でも実際こんなことをかわいいお孫さんから言われてしまったら、おじいちゃんおばあちゃんは相当なショックですよね。
自分は毎食後、歯をしっかり磨けているから大丈夫と自負している方もいらっしゃるでしょう。
でも、実は、お口のにおいケアは歯だけ行えばいいという訳ではないのです。
お孫さんから、お口が臭いと言われないために知っておいていただきたい『舌』のことについてご紹介したいと思います。
▼歯磨き粉での口臭対策も合わせて確認!
舌にも臭いの原因がある?
口臭の原因は、たくさんあります。
- 食べ物やたばこ、コーヒーなどの口に含んだもの
- 歯周病、むし歯、歯の周りに付く細菌の固まり、歯石
- 舌苔と呼ばれる、舌の表面に付くコケ状の細菌の固まりが
- 唾液の減少や義歯(入れ歯)のお掃除が上手くいっていないといった、年齢を重ねることで起こりやすくなる問題
などです。
この中で、多くの人が気にしがちなのが歯の問題で、歯磨きや義歯磨きをしっかりと行っていれば口臭を抑えられると思われがちです。
でも、中には歯の問題ではなく、口臭の原因は舌にあるという場合も。
一説ではその原因の6~7割が舌にあるとされているのです。
ということは、舌をきれいにすることは口臭を抑えるということにとって、とても重要だということになりますよね。
では、舌はどのようにしてきれいに保てばいいのでしょうか。
間違った舌磨き
舌は歯と同じくらい汚れていくものなんですって。
ということは、毎日、人によっては1日に何度も歯を磨くのに、舌をきれいにしないというのはおかしいですよね。
舌をきれいに保つには、舌を磨けばいいということを知っている人もたくさんいます。
でもこの舌磨き。
間違った方法で磨いてしまっている方もいるそうなんです。
まずは、舌を歯ブラシで歯磨きついでに磨くという方法。
やってしまいがちですよね。
何よりお手軽ですし。
でも歯ブラシの毛先というのは太すぎて、舌の磨きたい部分には届かないそうです。
それどころか、逆に舌に汚れを押し付けてしまっていることになりかねないそうです。
そして、舌を強く磨くという方法。
これも、歯ブラシを使っている方に多く見られるとのことですが、舌をきれいにしようとして強く磨いてしまうと、舌を傷つけてしまって、そこにまたにおいのもととなる汚れが付着してしまうそうです。
これを防ぐためには、舌専用に作られた、舌ブラシや、舌ベラを使うといいですよ。
舌磨きのメリットと正しい方法
口臭対策には舌磨きが大切です。
でも、舌磨きのメリットは、口臭対策だけではありません。
舌を磨くことによって、口内炎や病気の発生が抑えれれると言われています。
高齢者にとって気をつけたい病気である誤嚥性肺炎の予防する効果もあるそうです。
そうなると、ぜひ正しい方法で舌磨きを行っていきたいですよね。
正しい舌磨きの方法とは、1日1回、朝起きてすぐ、何も飲んだり食べたりしない状態で行うこと。
こうすると寝ている間に口腔内で増殖した細菌を掻きだすことができますよ。
また、舌専用の舌ベラや舌ブラシ、それに、汚れを浮かせてくれるジェルなどを使用すること。
そうすることで、舌を傷つけることなくきれいにすることができます。
そして、舌の汚れをすべて取ってしまおうと、がんばりすぎないこと。
がんばりすぎて、何度も何度も磨いてしまうと、やはり傷を作る原因になってしまいます。
3~10回ほど、掻きだしてあげることを毎日続けることが効果的ですよ。
おすすめしたい舌磨きグッズ『うるおいベロのクリーナー』
舌ブラシや舌ベラ、クリーニングジェルなど、ドラッグストアに行っても、舌磨きの特設コーナーでもない限り、あまり豊富に扱っているイメージはありません。
そこでお勧めしたいのが、舌磨きグッズ『潤いベロのクリーナー』です。
こちらは、舌の汚れを掻きだすチタンクリーナーと舌の汚れを浮かせてくれて、さらに潤いも与えてくれるジェルがセットになった商品です。
使い方は簡単で、ジェルを2~3滴ほど舌の上に垂らし、5~10秒ほど経ったら、舌の表面の汚れをチタンクリーナーで掻きだすだけです。
これだけで、舌をきれいにすることができて、なおかつ、うるおい効果できれいが持続するのであればうれしいですよね。
これで、お孫さんから口臭について指摘されるかもしれないことを心配する必要はなくなりますよ。
今日から舌磨きで口臭予防
口臭は自分では気が付きにくいものです。
お孫さんに合った時、その気にしていなかった口臭を指摘されてしまうと、落ち込んでしまいます。
そうならないように、ただしい舌磨きで口臭予防をがんばりましょう。
▼口臭・体臭対策についてはこちらもご覧ください。