可愛いお孫さんにお願いされたら何でも聞いていませんか?
- 新しいおもちゃが欲しい!
- お小遣いがほしい!
- お菓子が食べたい!
そんなお願いをされたらついつい甘やかしてしまいますよね。
世の中のパパママはそんなおじいちゃん・おばあちゃんをどう思っているのでしょうか。
今回はお孫さんに甘くなってしまうおじいちゃん・おばあちゃんはこのままでよいのか改善した方が良いのか、ご紹介していきたいと思います。
甘やかす祖父母を両親はどう思っているか
一般的に「孫に甘すぎる!」と思っている方が多いようです。
おもちゃ、洋服、おやつ、をねだられるまま買い与える、我慢させずになんでも承諾してしまう。
許容範囲を超えると、悩みの種になってしまうようです。
お孫さんもどんどん調子にのって、ねだる、甘える…負のループが生まれてしまうのです。
おじいちゃん・おばあちゃんが自分たちの子育てを一生懸命がんばってくれたことも、子どもたちは理解しています。
だからこそお孫さんは無条件に可愛がってしまう、甘やかしてしまう気持ちもわかります。
でも、パパママたちは、自分たちの子どもだからこそ、甘やかされては困る、そして、おじいちゃん・おばあちゃんも一緒になって子育てをサポートして欲しいと思っているのです。
お嫁さんの場合は、自分の親になら「やめてよ」「いらない」と言えるのに、義理の両親には言いにくく、もんもんと不満がたまってしまっていることもあります。
せっかく良好な関係が築けていたのに、こんなことでギクシャクしたくないですよね。お嫁さんもそう思っています。
子育ての協力者である自覚をもって!
おじいちゃん・おばあちゃんも大事なお孫さんを一人前に育てていくための協力者なのです。
例えば、夜お風呂あがりにお孫さんが「ジュース飲みたい。」と言ったらどうしますか?
なんでもかんでも許可するのではなく、寝る前にジュースを飲んでしまうと、せっかく健康な歯を虫歯にさせてしまうかもしれない。
お孫さんのことを一番に考えてください。
許可しなかったからといって、お孫さんがおじいちゃん・おばあちゃんを嫌ったりしませんから、安心してください。
返事に困ったときは、
「ママやパパに聞いてからね」
「ママにジュースを飲んでも良いか聞いてきてごらん」
と、主導権を両親に戻して、お孫さんにも学んでもらいましょう。
買って!と頼まれてすぐにOKしてしまうと…
お孫さんは、おじいちゃん・おばあちゃんなら何でも言うことを聞いてくれる、と学んでいってしまうのです。
万が一断ったりすると、お孫さんは思い通りにいかないことで不機嫌になるわがままな子どもになってしまいます。
お孫さんと直接のやり取りを続けているとこんな事態になりかねません。
ですから、ご両親など他にもいる中で会話したり、購入していいか両親に確認したりして、言いなりにならないようにします。
物を与えるだけじゃない関わり方もある
遠方に住んでいたりすると余計、夏休みやお正月の長期休みに訪れるたびに、お孫さんにねだられるまま、食べ物でもおもちゃなど買い与えていませんか?
物を買い与えるだけでなく、お孫さんは他にも喜ぶことはたくさんあります。
例えば、お庭でプールや虫取り、お正月は一緒にかるた。
少し大きくなったらトランプ、それだけでも十分喜んでもらえます。
おじいちゃん・おばあちゃんは何度も何度も遊んでくれますからお孫さんも満足しますよ。
おじいちゃん・おばあちゃんならではの遊びを教えてあげられるいい機会になるのではないでしょうか。
善い・悪いは親の価値観や子育て感の違い
いかがでしたでしょうか?いくつか思い当たる行動をしたことはありましたか?
どの程度甘やかすのは許されるのか、それはお孫さんの両親の価値観・育った環境・子育て感の違いだと思います。
お孫さんに関しては、ご両親が保護者であり、主導権を握っていますから、お孫さんに何か頼まれて承諾するのも、断るのも、両親を挟んでワンクッション置いた方がよいのです。
お孫さんの両親は、おじいちゃん・おばあちゃんにも一緒に子育てをしてほしいと思っています。
甘やかすことについて、パパママから何か言われた場合は、自分たちの意見も伝えながら、お孫さんの幸せのために一緒になにができるかを話し合ってみてください。
- おもちゃやプレゼントはイベント(誕生日・クリスマスなど)の時だけ
- お菓子は一日1つまで
などと共通して約束することで、円満に解決することもあります。
核家族が増えている中、お孫さんに対して意見交換ができる家族は素晴らしいと思います。
おじいちゃん・おばあちゃんのお孫さんを想う優しい気持ちがより良い方向に向かっていくとよいですね。