目に入れても痛くない、お孫さんの卒園式や入園式。
おじいちゃんおばあちゃんとしても、その晴れ姿を見たいと思いますよね。
でも、
- 自分たちが参加して良いものなのか?
- 参加するなら服装はどうすればいいのか?
など、色々と悩んでしまいます。
そこで、お孫さんの卒園式や入園式でおじいちゃんおばあちゃんが疑問に思う点を一気に解決したいと思います。
卒園式や入園式はお孫さんの晴れ舞台
言うまでもなく、卒園式や入園式はお孫さんにとっては晴れ舞台。
だからこそ、自分たちも参加して、その姿を目に焼き付けたい!という気持ちになるのは十分理解できます。
でも、参加する・しないや、参加した場合の立ち振る舞いなどのせいで、パパやママ、ほかの保護者さんとの関係がギクシャクしてしまっては、せっかくのお祝いの日に水をさしてしまいます。
では、どのようなことがトラブルになる可能性があり、どのように振る舞うのがベストなのか、ひとつずつ見ていきましょう。
卒園式や入園式に出席したい!パパやママに相談を
卒園式や入園式の時期が近ずいてきたら、自分も参加したくて落ち着かなくなるおじいちゃんおばあちゃんもいますよね。
もしかしたら、パパママからお誘いがあるかもしれないと思っていたのに、誘ってもらえないとがっかりしてしまうことも。
そんな時は、おじいちゃんおばあちゃんの方からパパママに聞いてみてください。
初めから「参加してもいいよね?」といったような、当然参加できると思っているような聞き方はNG。
パパママは断りたくても断れなくなってしまいます。
どのような聞き方がいいのかというと、パパやママが断りたいと思った時に、断りやすくなるような聞き方がいいですね。
例えば、
卒園式に参加したい気持ちはあるのだけど、おじいちゃんおばあちゃんが参加してもいいのかな?
といった聞き方だと、パパやママにもお断りする余地ができて、その後の関係に響きませんよ。
園の決まりとして参加できない場合も
パパママに卒園式や入園式への参加を断られることがあります。
それは、パパやママが断りたいと考えている場合だけではなく、園の決まりで仕方のない場合もあるのです。
どういう場合かというと、卒園式や入園式を行う場所が小さく、両親以外の席の確保が難しい場合です。
この場合、おじいちゃんおばあちゃんがどれだけ参加したいと望んでも、残念ながらその希望はかないません。
後日、写真やビデオなどでお孫さんの晴れ姿を見せてもらいましょう。
食事会などを開いてもOK
参加したくても、園の都合などで参加できない場合は、あとで食事会を開いてもいいでしょう。
そうすれば、おじいちゃんおばあちゃんは気兼ねなくお孫さんをお祝いすることができますし、お孫さんもおじいちゃんおばあちゃんにお祝いしてもらえると喜びますよ。
卒園式や入園式に参加できることが決まったら
いざ、卒園式や入園式に参加できることが決まったら、
- 服装はどうしよう
- 孫の姿を見て泣いてしまったらどうしよう
- たくさん写真を撮りたいけど撮れるだろうか
などと考えてしまいますよね。
おじいちゃんおばあちゃんの式参加時のマナーもおさえておいてください。
服装は控えめで上品なもの
まずはおばあちゃんの服装から。
おじいちゃんおばあちゃんに共通することですが、あくまでも控えめがいいでしょう。
着飾りたい気持ちもわかりますが、主役はお孫さんです。
シックな色のスーツや、清楚なワンピースを選ぶといいでしょう。
派手な着物などは避けた方が無難です。
そして、おじいちゃんの服装ですが、こちらもスーツスタイル、もしくは、もう少しカジュアルダウンして、スラックスにジャケットというのがいいでしょう。
ノーネクタイでも構いませんが、シャツを派手にするなどのおしゃれは、控えてくださいね。
40代からの大人、輝く服。DoCLASSE会場では落ち着いた行動を
また、会場に着き、座る場所を確保する際も、おじいちゃんおばあちゃんは少し遠慮気味にしましょう。
写真やビデオを撮ろうと頑張っているパパママが、前の席を確保できないのではかわいそうです。
お孫さんをいい位置からみたいと思うのは当然ですが、そこは、カメラを構えるパパママに譲るのがマナーです。
決して早い者勝ちではありませんよ。
また、集合写真についても同様です。
式参加者全員の集合写真を撮ることがありますが、あまりに大人が多すぎて、子どもたちの小さなお顔がさらに小さくなってしまったのでは、元も子もありません。
そういう場合は、子ども達とパパママを優先して、おじちゃん・おばあちゃんは遠慮しておくと園からの印象も良いでしょう。
声のボリュームに気を付けて
可愛いお孫さんの姿を見つけたら、声をかけたくなったり、興奮して声が大きくなってしまうこともあるかもしれません。
カジュアルな形式の卒園・入園式ならまだ構いませんが、厳かな雰囲気であるなら、場の空気を読んで静かにしておきましょう。
声のボリューム、立ち振る舞いも、この日は控えめにしておくと安心です。
とにかく、主役はお孫さんだということを、常に意識してくださいね。
孫の晴れ舞台を見守ろう
卒園式や入園式はお孫さんの晴れ舞台。
できれば出席したいですよね。
出席することができても、おじいちゃんおばあちゃんは、なるべく控えめがいいようです。
後ろから見守ってあげてください。
そして、残念ながら出席できない場合には、写真やビデオなどでお孫さんの様子を楽しんでくださいね。
思い出をみんなで振り返り、その成長を見守ることもとても幸せなことですよ。