孫育て

孫を藤井四段のように育てたい!モンテッソーリ教育は祖父母も実践できる

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今話題の天才棋士藤井聡太四段。

藤井四段が子どもの頃に受けていたというのが『モンテッソーリ教育』です。

メディアに取り上げられていたこともあるのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

  • 孫を賢くしたい
  • 孫が夢中になれるものを見つけて欲しい
  • 孫も藤井四段のようになって欲しい

そんな願いのあるおじいちゃん・おばあちゃんもいらっしゃるかもしれません。

実際に藤井四段がモンテッソーリ教育に影響を受けたとされるなら、実践したくなりますよね。

我が孫が天才に⁉︎なんて期待もしてしまいます。

そんなモンテッソーリ教育についての概要と、その教育法に使われるものについてご紹介したいと思います。

 

モンテッソーリ教育とは?

20世紀初頭にマリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。

モンテッソーリはイタリアのローマで医師として精神病院で働いていた時、は知的障害児に対してこの教育法の効果を見せたあと、健常児を対象とした保育施設「子どもの家」でモンテッソーリ教育を完成させたそうです。

モンテッソーリ教育を行なっている場所をインターネットで探すと「子どもの家」もしくは「こどものいえ」などで出てくるのですが、このことに由来しているんですね。

日本では、その「子どもの家」の他に、保育園や幼稚園で教育を行なっているところがあるそうですよ。

モンテッソーリは子どもは「自らを伸ばす力(自己教育力)」を持っていると考えました。

だから、大人が子どもに「教える」のではなく、大人はあくまでも「サポート役」に徹するのがいいとされています。

子どもが何度も同じことをしたり、毎日決まって同じことをしたがったりするのに付き合うのは時として大変ですが、それを止めずにサポートしてあげることで子どもの集中力や、自立心が育っていくのです。



自宅でできるモンテッソーリ教育とは?

教育機関でモンテッソーリ教育を受けさせようと思ったら、それを実践している施設でを探し、選んで、通わせることになるでしょう。

でもそれは、パパやママがすること。

おじいちゃんおばあちゃんがお孫さんのためにモンテッソーリ教育を取り入れて何かをしてあげたいというのであれば、家庭内でのちょっとした工夫です。

0歳の孫には語り掛け

0歳児のお孫さんには、語りかけたり歌いかけたりしてあげてください。

優しく語りかけ・歌いかけをすることで信頼関係の構築ができます。

 

1歳の孫には選ばせること

1歳児のお孫さんには、おやつなどをあげるときや、絵本の読み聞かせなどを行うときには、2つの中からどちらか1つを選ばせてあげてください。

選ぶという機会にもなりますし、自分の意見を尊重してもらえたという体験の積み重ねにもなります。

 

2歳の孫には好奇心をくすぐる

2歳児になるとできることやりたいことがどんどん増えてきます。

本人の手の届くところに、本人が使うものを置いておくようにしてください。

例えば食器や服などでもいいでしょう。

自分でしたいという気持ち、自分でできたという気持ちを育ててあげることができますよ。

 

幼児期の孫には環境づくり

幼児期のお孫さんには、おもちゃを自分で片付けられるような環境を用意してあげてください。

整理整頓して見せてあげることで、次第に自分でもできるようになります。

また、絵本は自分の手の届く場所へ。

絵本は正しい文法と表現、語彙を増やして脳の神経、シナプスをどんどん繋げていってくれる教材です。

お孫さん自身が絵本を、自分で選んでいつでも楽しめる環境を作ってあげてくださいね。

 

 

モンテッソーリ教育におすすめのおもちゃ

子どもは遊びの中で、物質の特性や特徴、原理などを学んでいきます。

おもちゃはその手助けをしてくれるものです。

おすすめのおもちゃをいくつかご紹介します。

温かみのある木製ラトル

 

小さいお孫さんには、木製のラトルはいかがでしょう。

ラトルとは日本ではガラガラという呼び方がなじみがあるかもしれません。

モンテッソーリ教育では、鮮やかな赤と青、そして木目の3色で中にやさしい音色の銀の鈴の入った「やさしい音色の鈴入りラトル」が使用されます。
ラトルで培う感覚は、

  • 鮮やかな色と形
  • 触れた感触
  • やさしい音色
  • なめた感触
  • 握る力をつける

などと多様です。

赤ちゃんにとっては動かせるようになったばかりの身体や目、耳の感覚を研ぎ澄ませて吸収することが、楽しい遊びになりますよ。

 

立体パズルボックス

 

手先が使えるようになってきたら、立体パズルボックス。

穴にはめる、押し込む、引っ張る、様々な色や形を楽しむなどの動作を体験することができますよ。

 

コップ重ね

 

コップがさねもおすすめ。

カラフルなコップが赤ちゃんの気持ちを引きつけ、大きさの違いの認識力や色の違いの理解力が育ちます。

 

レーシングビーズ

 

もう少し大きくなって、2歳を過ぎたらレーシングビーズの出番です。

木製の大きめのビーズをひもに通して遊ぶおもちゃです。

手先の器用さが発達していないとできない遊びですが、このおもちゃで遊ぶことでさらにアップします。

また、ひもに通すにはかなりの集中力が必要です。

集中する力がついていきますよ。

 

cuboro(キュボロ)

藤井四段もcuboroで遊んでいたということから人気に火がついた知育玩具です。

玉の通る溝や穴が掘られた立方体を組み合わせて、自在にビー玉の通り道を作るというもの。

見えない部分を想像することはかなり難しいこと。

cuboroに集中することで、理論的な思考力と3次元的考察が身に着くようです。

対象年齢は立方体の数の違いやセットによって異なり3歳~や4歳~となっています。

これぐらいの年齢からおじいちゃん・おばあちゃんと一緒にcuboroに取り組んでいけば、お孫さんは小さな内からcuboroとともに成長していくことでしょう。



▲cuboroと似ていてお手頃なものもあります。最初はこれで楽しみ方を覚えても良いですね。
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見守りから始まるモンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育はとにかく見守ることが大切な教育法です。

子どもが自発的に取り組める環境を整えてあげた後は、静かにその様子を見守ってあげてください。

そうすることで、お孫さんは、集中力や自発性を身につけ、未来の藤井聡太四段を育ててあげることができるかもしれませんよ。

 

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